カーネーションによせて
我が子に自死というカタチで先立たれる。
親にとってこれほどショッキングで悲しい事はないのに、それをキッカケに出会ってきた多くのご遺族、繋がりを保ち交流が深まってゆく皆様を思い浮かべるときに、私は正直複雑な気持ちになります。
その事がなければ出会うこともなかったであろう人々。
その事があったからこそ得られた仲間、心腹の友。
これほどまでに自分の内なる部分を曝け出して、時に嗚咽混じりでも語り合える仲間には、出会えなかっただろうと思うとき、複雑な気持ちになるのです。
『交友関係においては素晴らしく恵まれた人生』には、なっていると思うのです。
その瞬間、これで亡き娘が以前のように身体を伴って戻ってきさえすれば、完璧なのにな。と。
でも、戻ってくるとなった瞬間、この悲しい事をキッカケに出会った仲間は全て消えることになる。
なんでしょうね、このやるせなさは。
言葉で説明するのが難しいですけど、伝わるでしょうか。
そんな亡き大切な人が繋いだ宝物のような出会いの一つ、今から7年ほど前のことです。
当時毎月一回開催のとうきょうみずべの集いに参加していたのですが、そこで出会ったご遺族が、私に会わせたい人がいるのだと、とあるイタリアンレストランに連れて行ってくださいました。
レストランを経営しながら、休日はそのお店を「わかちあいの会」の会場として提供している自死遺族自助グループの管理人さんがいるのだと。
とても美味しいお料理なので、食べに行ってみませんか?というわけです。
もちろんお料理だけではなく、先人遺族として、人としても尊敬されていたのが伝わってきました。
ご遺族の紹介でお食事に出向き、お会いしたのは一回きり。
その管理人さんはその後間もなく体調を崩されてしまい、運営されていた遺族会は休止になったということを人伝に聞きました。
川崎の『カーネーション』という会。
このブログに目を通してくださった皆様の中にも、ご存じの方もいるでしょうか。
私は一度も参加したことはなく、カーネーションというグループ名の由来、立ち上げた管理人さんの想いについての詳細は知り得ないのですが、代わりになって運営してくださるというご遺族が見つかったようで、この春、再開に向けて動き出しました。
スタッフも必要と思われましたので、そちら方面にお住まいのブロ友Kahoさんをめっちゃ頼り(^_^;)、去年9月下旬あたりに横浜に口説きに出向きました<(_ _)>汗。
有り難いことに、ご協力してくださることになり、先日2月6日に行われたシミュレーション開催と打ち合わせがあると聞き、私も当事者として参加させていただきました。
📷Kahoさん(向かって右)
かわさき自死遺族自助グループ
『カーネーション』
当事者だけで運営する遺族会です。
再開スタートは2025年3月8日(土)
13:30~16:00頃まで。
(受付13:15~)
ご希望があればクールダウン茶話会あり。
一社)全国自死遺族連絡会理事長: 田中幸子さんもこの日は参加予定とのこと。
会場施設名: 地域福祉施設「ちどり」会議室
住所: 川崎市高津区久本3-6-22
最寄り駅: 武蔵溝ノ口駅
🔵JR南武線
🔵東急田園都市線
代表: 大木さん
世話人: Kahoさん(➡Ameba Blog)、明さん(全連理事・とうきょうみずべ)
↓ ↓
・参加は自死遺族のみ。(パートナーは婚姻関係不問です)
・参加費¥200(運営費)
・お飲み物はご持参ください。
・ご予約は不要です。
・お問合せ
明➡E-mail:7250ake@gmail.com
Kaho➡Amebaメッセージ
ありがとうございます。
私もタイミングが良いときに一度参加してみようと思っています。
🎨有ちゃんのハピバでKahoさんからいただいた、作家さんの切り絵。
背景は私に。。とのことで、お絵描き大好き有ちゃんと心で対話しながら描いた背景は、、ピンク秋桜(Kahoさんカラー)になりました。笑
もう画伯の切り絵が素晴らしいので、あまり背景で弄らない方が引き立つのかな。
でも確かに背景の色や額縁では、大きくイメージが変わるのが楽しいですね。
ありがとうございました🌟🌟
額縁見つけたら壁に飾ろうと思います。
🔵自死遺族の集い
<2024年度さいたま市ふれあい福祉基金補助事業>
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
🔵第三者委員会について
🔵自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ
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