親子漫才日和
久しぶりの、なんにも用事の無いボッチ休日、ステイホーム。
主人の実家から去年末に送られてきた大きな段ボール箱いっぱいの林檎が、あと4個だけ残っていたので、冷蔵庫にあったパイ生地を使って林檎パイを焼きました。
📷けっこうな量です。
主人は仕事、長女は巣立ちして家には居ないというのに。
📷私が一度に食べる量はこのくらいでたくさんです。(アップルパイ簡単ver.)
こういうとき、食いしん坊だった亡き娘を、否が応でもガツン!と思い出します。
うちは、居間のドアを開けて真正面に小さなお仏壇を設置したので、どこかへ外泊でもしないかぎりは毎日目に入りますし、それでなくとも思い出さない日などありませんが、ガツン!と思い出すのはスイーツを多めに作ってしまったときです。
📷『ニュースです!』娘小学校低学年時のクレヨン画
クッキーも一緒によく焼きました。
近所の子も招いてね☆
📷『フランスパンのしゅるい』娘小学校低学年時のクレヨン画
近所の民家レストランで企画していた、パン作りランチイベントに親子で参加、たくさん作って平らげました。
絵画作品も食べ物の絵が多いのは、食いしん坊だった証ですね。
こんな美味い思い出も、ガツン!と思い出すときは、ほろ苦いどころか以前は塩辛かったものです。
生クリームにイカの塩辛を乗せ、さらにタバスコをふりかけた味?
………(味わうどころか涙を流し藻掻きます)。
なのに今日のアップルパイはどうでしょう。
それは……【ビタースイート】な感じ。
(少しカッコ付けた言い方をしてみましたが)。
『私からできることはもう何もありません、ごめんなさい』
(ガツンと思い出した勢いで、遺書にあった一文までも思い出してしまいました………)
以前の私なら、ただただ涙するか、虚無感に襲われて堕ちまくっていたと思います。
でも今なら、今だから、ここで亡き娘にツッコミを入れることができました。
亡くなって居ながら、あなたは私に多大な影響を常に与えてくれています!と。
良い事、悪い事に限らず、悲しいことも嬉しいこともひっくるめて。
ときには私にしかわからないことでメッセージ的な気づきをくれる存在なのですから。
悲しきボケとツッコミ。
親子漫才、自死遺族ver.
明日12日で4年と1ヵ月。
亡き娘を偲び、ツッコミながらの一人おやつタイムアップルパイはビタースイートな味わいで。
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