第9回 星のしずく*オンライン自死遺族の集い開催報告
緊急事態宣言が続いている都府県があるため(埼玉県も含む)、予定していた曼荼羅パステルアートワークを中止(3/28に延期)させていただきまして、2月6日と7日はオンラインZOOMでの集いを開催しました。
参加者は計18名、うち初参加の方は6名でした。
親御さんを亡くされた方、お子さんを亡くされた方、御兄弟を亡くされた方、パートナーを亡くされた方、今回も様々なお立場から参加してくださいましたが、前回同様グループ分けはせず、一つ画面の中で会を始めさせていただきました。
簡単な自己紹介で一巡、進行役の方から参加者様お一人お一人にお声がけをし、それを皆で聴いていくというスタイルです。
今現在、悲嘆の真っ只中で苦しい日々をお過ごしの方のお気持ち。
悲嘆は収まってはきたものの、これまでとは違う悲しみが押し寄せて苦しい方のお気持ち。
悲しみと静かに向き合い、少し先のことを考えながら生きれるようにはなった方、そこに至るまでのお気持ち。
事後からの経過年月により、また事の背景にあったことにもより、皆違う心模様を思い思いに言葉にしていく、時間のわかちあいでもあります。
口から零れる一言の重みに、かけがえのない大切な亡き人たちを感じ、オンラインではあっても胸がギュッと詰まってきたり目頭が熱くなる場面もありました。
亡くなった方の享年にもより、生前の人脈や人との付き合いの質も違ってきますから、遺された周りの人たちへの想いや心配する部分も違ってくるものだなぁと、あらためて気づかされたこともありました。
わかちあい後に1時間ほど延長『クールダウン』談話タイムを今回はもうけてみましたが、クールどころか、亡き人を感じるリアルな出来事についても聴けましたし、私も話すことができ、ヒートアップして嬉しい気持ちにもなりました。
◆キラーストレス
⇒NHKスペシャル番組『そのストレスはある日突然死因に変わる』
~こうして命を守れ~最新科学で迫る対処法~等
◆PTG(PTSG)【心的外傷後ストレス成長】
強烈なショック体験、強い精神的ストレスを受けた時に、自分の問題として解決策を模索した過程プロセス。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)という言葉は、今ではほとんどの人が知っている有名な言葉ですが、その一方であまり知られていない言葉、心的外傷後成長(PTG)。
逆境を通して人間的に成長し、深みを増す人たちを指す言葉です。
※1996年、アメリカの臨床心理学者、リチャード・テデスキとローレンス・カルフーンによって発表された比較的新しい概念らしいです。
上記にある(私は聞き慣れない)ワードも教えていただきまして、情報をシェアしてくださった参加者の方々に感謝し申し上げます。
m(__)m
オンラインでの集いも、今後定期的に開催していくのも良いのではないかと考えています。
参加者の皆様ありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。
* * *
次回【第10回 集い】は3月13日(第2土曜日)、武蔵浦和コミュニティセンター第1集会室での開催を予定しています。
※新型コロナ感染症拡大の状況を見ながら検討していきます。
場合によりオンライン開催に変更になるときには、早めに広報しますので、ご注意ください。
会場で開催の場合は、予約は必要ありません。
当日お気持ちが向きましたらご参加ください。
(^-^)お待ちしています。
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