ツリー点灯式
7年ぶりに我が家のクリスマスツリーを出しました。
結婚した年に買った古い古いツリーには、これから家庭を築いていくにあたり、様々な想いが込められていたものです。
その想いが実り、楽しい思い出もたくさん点った幸せの象徴ともいえるツリー。
有ちゃんが自死で先立ったその年からは出せなくなっていたのですね。
もう出すこともない、出せるはずもない。
けれど、今年は出そうと思えたのです。
ただ棄てるだけでは可哀想な気がして、楽しい思い出を飾ってあげてから解き放とうという気持ちになり、やっとこさ出してみました。
しかし、電飾が見つからない(;´・ω・)
半端に電球が切れていた箇所もあるので、新調したはずなのに紛失。
やはり買い換えだよなぁ。
もうまるごと、今どきのスタイリッシュなタイプのツリーに、とかね。
(いやもう必要ないんじゃないのうちの家には?)
さぁ、ニャンズどもよ、ツリーにジャレついてよじ登り、荒らしてなぎ倒しておくれ🌟
(そうすれば踏ん切りもつくってものです)
そんな気持ちで放置していましたが、
あれ……? 全然触ろうとする気配すらない?
おい…どうした、盆ニャン
。
。
。
鉢くんは、やってくれるよね🌟
。
。
。
え… ?
・・・・・・・・・
ちょ… 二匹とも借りて来た猫状態になっていました。
_| ̄|○
これじゃ解き放てないじゃないか!
(他力本願)
ということで、
7年ぶりのツリーに点ったあかりは、出会った皆様からのギフトたちでした。
カタチのあるものも、カタチのない想いや写真に撮り切れない優しさが、星々のように辺りを照らしてくれていることに歓びを感じられる冬が来ました。
ありがとうございます。
必要以上に抱え込んでいたものが、ある意味解き放たれたように感じた点灯式でした。
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