第39回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
2023年6月11日(日曜日)さいたま市の公共施設で対面の集いを行いました。
参加者は29名様。
うち初参加は3名様でした。
子ども、きょうだい・しまい、パートナーを亡くされた方々が集い、わかちあいの時を持ちました。
◇
一つ輪になり、自己紹介で一巡。
ご自身のお名前(orニックネーム)、どなたがいつ頃他界されたのか。
近況を交えて語る方、今の思いを語る方、言葉に詰まりパスされる方、それぞれの『今』の自己紹介です。
この日お集りいただいた、この時にしか顔を合わせない方々もいますので、じっくりとお一人お一人の想いを語り、聴き合いました。
◇
その後、4つのグループに分かれてのトークタイム。
①
自分を守るために、自死であることを伝えていない方。
伝えても同じ経験をしていないと気持ちが通じず、心ない言葉に傷ついたという経験談。
他界した大切な人と一緒に出かけたい。会いたい。
姿は見えなくなっても、ふと感じるときがあった。
悲しみも愛。
他界した人の写真について、飾り方。
お話しを聴きあい、同じ心境であったことを確認しあうことができた。
②
こうなることは、決まっていたことなのか。
他界先では、幸せでいてくれるのか気になる。
辛いことだけど、悲しんでばかりでは、あちらで心配してしまうのではないか。
時には、少しでも楽しむことができれば、亡き人も安心するのではないか。
ミディアムさんについての話題も。
③
大切なあの人が此の世にいないという事が信じられない。
なぜ悩みを話してくれなかったのか。
怒りを感じる時もある。
④
悲しみ、苦しみ、不安を癒す『3T』について。
「Tear」…涙
「Talk」…話す
「Time」…時間
(時間をかけて、泣くこと、話すこと)
話を聞いてもらうことで、心に淀んでいるものが洗い流されスッキリする。
精神的な仲間が得られて心強くなる。
心の奥に埋もれていたものが見えてくることも。
周りの誰にも話せない。
お寺の住職、訪問看護の方々、傾聴サポート等あらゆる機関を利用されている方のお話。
悲しみはあれど、大切な人が苦しみから解放されたのであれば、ホッとする面もある。
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朝から小雨がポツポツ降ったり止んだり、微妙に蒸した空気の不快指数の高い日でしたが、会場にお集りくださった皆様、お疲れさまでした。
閉会後は17名ほどの希望者で場所を変え、クールダウン茶話会(夕食会)の時間を持ちました。
📷photo/K様
⇒香源 KOHGEN(web site)
~手作りお香~制作体験~
(銀座本店 03-6853-8811)
(上野桜木店 03-3827-6666)
参加者K様からのシェア。ご自身も大切な人へ既に手作りお香を作られたようです。
私も申込むぞ~と鼻息を荒くしています(^-^)ありがとうございます☆
◆ ◆ ◆
次回、星のしずくは7月2日(第1日曜日)対面の集いです。
対面の集いは予約申込は不要です。
お気持ちが向きました時にご参加ください。
お待ちしています。
◆自死遺族の集い
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
◆第三者委員会について
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ
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