第33回 星のしずく*オンライン自死遺族の集い開催報告
2023年2月は、2日間オンラインのわかちあいの集いでした。
2月4日(土)7名様(途中参加3名様)。
2月5日(日)10名様(途中参加1名様)。
うち初参加者は2名様でした。
パートナーを亡くされた方、子を亡くされた方、きょうだいを亡くされた方が集い、両日とも一画面で分かち合いの時を持ちました。
*印象に残ったこと等*
――気持ちの浮き沈み、揺り戻し、その幅の大きさと頻度について
事後からの年数だけでなく、元からの気質・性格など様々なことから、その具合も違ってくるのかもしれない。
――先立たれた辛さ、もうダメかもしれない
どんなふうにピンチを踏ん張ってきたのか、各々の経緯。
――他界した人の温もりが感じ取れた夢
亡き人からの寄り添いを感じるようで、切ないだけでなく有り難い。
夢でさえ、こんなに愛しいものだ。
――遺品のほか愛用品等の廃棄処分について
家族同士でも意見が食い違う。
そのタイミングも理由も違うためのストレス、諍い。
――時薬
これが時薬と言われる所以なのか。
それが顕著に感じられてくるという、10年近く経つ方からの語り。
――事後直後~一年未満の悲嘆の苦しさ
先が見えない、暗闇。
空さえ見上げられない、どう藻掻こうとどうにもならない。
言葉では言い表せないほどの苦しさは、同じ道を歩んできた者同士だからこそ聴き合えるし、自分のことのように気持を重ねて寄り添えることもある。
――遺族の抱えた悲しみと周囲とのギャップ
年月が経つほどにそのギャップは大きくなっていく。
だからこそ、亡くなってもなお、共に生きて居続ける大切な人のことを、存分に語り合える場があって欲しい。
(Web上でもリアルでも)
――国民性の違いによる悲しみ方の違い
――誕生日、命日の思い方の違い
――他界した愛する人も一緒に成長するように思う
*
以上、私個人的に印象に残った話題をランダムに上げてみました。
参加くださった皆様、お疲れ様でした。
個人的な事ですが、悪性腫瘍全摘手術後一カ月半強経ち、リハビリもエクササイズも順調な中、オンライン2日間とも参加でき、メンタル面でも有り難い時間を過ごさせていただきました。
対面のほうでも、近々お会いできますように、がん再発予防治療の方も奮闘して“活き鯛”と思っております。
それと以前、私が記事にした『賽の河原の石積み』を読んだ司会のツッチーさんが関連動画を教えてくださったのでシェアさせていただきます。
気になる方はご覧になってみてはどうでしょう。
★H1法話グランプリ(2019/6/2)登壇者、市村直哉さん。
「地獄裁判 体験ツアー」
親より先に亡くなった子のお話もあり。
◆ ◆ ◆
次回第34回 星のしずく*自死遺族の集いは、対面で行われます。
3月11日 第2土曜日
13:30〜16:00頃まで。
(受付は13:15~)
武蔵浦和コミュニティセンター(サウスピア8階)
※浦和(パルコ)とは別会場です。
対面の集いは予約不要です。
お気持ちが向きました時にご参加ください。
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