11/12 自死遺族等の総合支援さいたま研修会*共催、参加報告

2022年11月12日(土曜日)、さいたま市の大宮で『自死遺族等の総合支援のための研修会』を、主催『全国自死遺族連絡会』・共催『さいたま自死遺族の集い*星のしずく』で開催致しました。


参加者は20名様


連絡会理事代表: 田中幸子様

連絡会理事・えんの会: 齋藤智恵子様(司会)


講師:

細川潔様(弁護士)

佐々木央様(記者)


計24名の会場入りで研修会が行われました。


開会の挨拶、そして講師お二方様からの講演が続きました。



◆細川 潔(弁護士・東京弁護士会所属)

弁護士による自死遺族のための相談窓口


自死遺族に関する一般相談と法律相談の違いについて、それぞれにおいての留意点、この二つは自死遺族支援の両輪であるというお話がありました。


その中で重要なのは、相談された人(お話を聞いた側)と弁護士(専門家)とのスムーズな連携。

※特に専門分野を必要とする相談には、独断で判断・アドバイスはしないこと←要注意ですよね(;´・ω・)…


※基本的な法的知識がなければ連携困難である←(;´・ω・)確かに…


他、弁護士の選び方についての要注意例なども具体的に上げられておりました。

…φ(`д´)メモメモ...




◆佐々木 央(記者)

47NEWS編集部、共同通信編集委員

紙の本一覧


当事者遺族の我々のお話にも真摯に耳を傾けてくださり、様々な方面の専門家先生たちを交えての手引書『自死と向き合い、自死遺族とともに歩む』を編集してくださったのが、この佐々木記者さんです。


・ご自身のこと、記者とはについて、独自の切り口で、わかりやすく語られました。

 

・自死とはどのような問題か。

今現在は情報は数字しかない、個人史、個別の死が隠されるようになったのは? 連鎖、肯定や美化の懸念? 自死への嫌悪。

政府見解への疑問…多くが追い込まれた末の死…複合的な要因。

 →社会にも問題がある、個人の責任ではない、選択の自由がない。

「自殺」(故意)と「自死」の違いに通じるもの。


…ヒートアップしながら聴き入ってしまいます…


・編集したこの本(手引書)が基本としたことについても語られました。

『支援』という言葉の問題についても、皆で話し合った経緯。



◆ラストに、主催: 田中幸子さんからのご挨拶&トーク。



閉会後、約一時間あまり、当事者ご遺族の個人相談を含め、それ以外の専門分野の方々との交流の時間も持ちました。



埼玉県内だけでなく遠方から参加された皆様、当事者ご遺族はもちろん、関連機関、保健所(精神保健福祉課)職員の方々、各メディアで活動される記者の皆様、長時間ありがとうございました。

お疲れさまでした。


自死の遺族以外にも、こうして自死にまつわる様々な問題について、真剣に考えて取り組んでくださっている方々がいらっしゃることに、こころが熱くなり、本当に嬉しく思いました。


ほっこり…あたたかいを超えて、熱くなりました(^_^;)。


免疫力もめちゃめちゃ上がったように感じています。←そこ

(怯んじゃダメですね、どんな問題に対しても…と)


大袈裟ではなく(わたくしごとですが)自身を脅かす悪性腫瘍と闘う気力も与えていただけたような、研修会にもなりました。


参加者の一人として、深くお礼を申し上げたいと思います。

ありがとうございました。

星のしずく*管理人


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