Graduation2015.3.24

今年も本格的に暑くなってきましたね。

今日もさいたま市は35℃軽く超えそうです。


パートのお仕事合間に、こまめに水分補給するためのミニ水筒(ポケトルよりはワンサイズ大きめ)は日々大活躍。



📷ご覧の通り年季が入って、白い塗装があちこち剥げかけている水筒のボディに記されたピンクのアニバーサリー文字『Graduation 2015.3.24』。


亡き娘 有ちゃんが小学校卒業の春、親子揃っての謝恩会で、記念品として(たぶんPTAの方から)卒業生全員に手渡された御祝ギフトの一つだったと思います。


中学生になった有ちゃんは、親の勧めで運動部に入部したので…、もっと大きなゴツイ水筒を持ち、学校に通っていました。

なのでこのミニ水筒は一度も使わず、その2年後に他界したので、箱から取り出して新品を使い始めたのはこの私。


事後に、(家の中にばかりいるのは良くないとか…周囲に言われ(^_^;)…)パートに出ることがなければ、いまだにだれも使うことがなかったと思います。



なんだかんだと、パートも今年10月が来ると、まる5年。


それこそ部活動のように通っていますが。

その間ほぼ毎日持ち歩いた水筒ですから、塗装が剥げてきていても全然おかしくはないですよね…。


ふと、休憩中に手に取り、感慨深い想いに浸ってしまいました。




一緒に踏ん張って、そして頑張ってきたんだよね。

仕事中も休憩中も泣いていたこともあったな。


共に過ごしてきた水筒さん。

お疲れさん。


冬はあったかいお茶。

夏はキンキンに冷えたお水をありがとうねって。



今じゃ、先輩パートさんに、反論や指摘を出すほどに(汗)、ある意味『元からの気質』、くそ生意気な顔をちらつかせる私になっているようですが……


Graduation'2015の文字は、あらためて見ていると、胸に突き刺さりました。



でも大丈夫。


見た目は相当なお古になってきたけれど、塗装や文字が全部消えるまで使う覚悟だからね。



こうした私なりの供養(?)、日常生活の中にたくさんありますし、増えていくのだと思います。


生きている間中に考えること、想うこと、やってること、全てそうなのでしょう。


事後、いつの頃からか、有ちゃんと一体化しているように感じることが多くなったのは、そうした過ごし方からなのかどうなのか。




今日も休憩は『Graduation'2015


いつの日にか絶対に来る、この世からの卒業をも思わされたり。



しんどいな…

そういう日も、今そのときそのときを頑張るのみ。

(生きているだけで、もう頑張ってる)


一歩先でさえもわからないし。

半歩先で野垂れ死んでることも無きにしもあらず。


午後からは爆発的に蒸して来そうな、今日の関東。


頑張り過ぎずに頑張るのを頑張ろう。…暑

星のしずく*管理人




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