第4回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
年が変わり、寒さ厳しく足も重くなりがちな日々が続く折、お正月明け早々の1月11日に、第4回 星のしずく*自死遺族の集いを開催しました。
参加者は17名、うち初参加の方は6名で、まずは自己紹介から始まりました。
全体的に事後から日の浅い方の割合が高く、まだ2ヶ月という混乱の最中にいる方もおられ、涙も見える中、皆さん慎重にゆっくりとお話は進んでいき、話題は年末年始の過ごし方で一巡しました。
そこから、自分の心が時間と共にどんな風に変化していったか、という内容になりました。
事が起こった時は絶望し、経験したことの無いどん底ですが、あらためて話すことで、何かしら自身の心に変化があることを自覚でき、気持ちの浮き沈みや、行ったり来たりはありますが、どん底は永遠に続くものではない、出来ることも増える、ささやかでも楽しいと思えることもあると、前を歩いている方から語られることで、先の不安がぼんやりとですが、小さな安心になっていく様子も感じられました。
途中休憩を挟むと、パートナーを喪った方(4名)、お子さんを喪った方(13名)で立場別にまとまるように一部席替えをし、更に深い話になっていきました。
フリートークになると、打ち解けた空気も流れ、あっという間に終了時刻が近づきました。
今回初の試みで、会の最後にその場で出来る軽いストレッチを取り入れました。
5分ほどでしたが、肩や足を動かして固まった身体をほぐし深呼吸すると、ほっこりとした空気が流れ、表情が綻んだところで閉会となりました。
閉会後は希望者10名で、近くの飲食店でクールダウンの時間をもちました。
たくさん話された方も、聞く事が多かった方も、それぞれが得るものを感じた内容の濃いわかちあいになったと思います。
また2ヶ月後、お顔をうかがうことができたら、嬉しく思います。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
/スタッフK
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次回【第5回】星のしずく*自死遺族の集いは、5月17日(第3日曜日)浦和コミュニティーセンター第2集会室で13:30からです。(受付は13:10より)
当日お気持ちが向きましたら、ご参加ください(^-^)。
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