第50回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
2023年2月3日(土曜日)はZOOMを使いオンラインの集いでした。
参加者は10名様。
うち初参加者は3名様。
(フリートーク茶話会からの参加者+1名様)
子が他界された方(10)、パートナーが他界された方(1)が集い、画面分割はせず一画面でわかちあいを行いました。
自己紹介を含めた一巡から、じっくりと語り合いをスタート。
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事後からの日が浅くとも『セルフケア』を積極的に取り入れようとしている方もおり、考え方だとか工夫だとか、その方法に聴き入りました。
参加者皆様からも、激しい悲嘆やその後の長期的な苦しい気持ちとどう付き合って(向き合って)今に至るのか、お話ししていただきました。
・同じ体験をした人の想いや過ごし方を聴いてみたいと思い、わかちあいの集いに参加を続けてみた。
・日記等で文字を起こし、苦しさを吐き出したり亡き大切な人への想いを綴った。
・時には外気に触れながら歩いて自然の草花を見ながら心の換気に努めた。
・ブログを開設して書き綴ってみた。
(同じ境遇の方々とコメントで繋がるキッカケを得られることも多いですね)
・一定期間、カウンセリングや心療内科に通い利用。
(出会うドクターや処方される薬が合うか合わないかにもより、その後の経過が大きく左右される心配について)
・推し活。
(音楽・絵画・ものつくり・アーティストの推し、追っかけ等、達成感を味わえたり、程よい疲れによる質の良い睡眠を得られたり、自己肯定感を高める効果も?)
・ボランティアや同じ境遇の方々の(参加型)支援活動を続けている。
・動物を家族としてお迎えすることにより、日々の生活を保て救われてきている。
どれか一つというわけではなく、複数取り入れて過ごしてきた方々が殆どでしょうか。
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事に至るまでの背景によっては、“企図そのもの”に耐性がついてしまったご遺族も。
予兆等無かったご遺族はショックが大きく、PTSDの症状が後遺症として暫くのこることも。
(発見時の状況でも違いますね)
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・他界した大切な人のことには蓋をして日々過ごしている。
(のこされた家族に、悲嘆に暮れている姿を見せまいと)
辛い症状も、それの対応策も様々ですが。
そんな話題の中で、
「一人じゃないことが分かった、それが一番の支えでありこころの拠り所になっている」との語りに、一同頷く場面も。
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・こうした場をご自身でも作ろうと動き出している方。
色々なタイプのミーティングスペース、コミュニティがあって良いと思っています。
居住区の近場へ行ってみたい方もいれば、少し遠くの方が参加しやすいという方もおられますし。
対面はちょっとハードルが高く感じたり、心身の状態によりオンラインのが利用しやすい方、その逆も環境によってはあるでしょう。
参加くださった皆様、長時間画面越しでの語り合い、お疲れ様でした、ありがとうございました。
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次回、星のしずく開催日について。
🌟2月17日(土曜日)対面の集い
下落合コミュニティセンター
(JR与野駅西口徒歩2分タワーマンション4階)
13:30~16:00(受付13:15~)
※ご予約お申込は不要です
お気持ちが向きましたときに、参加の方お待ちしています。
『香りはご馳走』キャンドル/いつか様
◆自死遺族の集い
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
◆第三者委員会について
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ
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