天使の耳朶

2023.9.22.は、有ちゃんと此の世で対面して21回目の記念日でした。


事後から1年目、2年目の亡き子の誕生日は、正直しんどいものがありましたが、今年はこんなことを懐いながら過ごしていました。



 ――そういえば、有ちゃんは左利きだったな。


無理に矯正することなく、ギッチョのままの彼女の成長を家族皆で見守ってきたこと。

左利き用のハサミ等はもちろん、かわいいカレー用スプーンまで、主人は購入してきて有ちゃんに使わせていたこと。


📷今現在は『調理時の味見用スプーン』として活用中です。




 ――そういえば鼻血の出やすい体質だったな。


朝起きがけから鼻血ブーの日も度々で、温水プールに連れて行ったときにも、しょっちゅう鼻血が止まらなくなり、1時間更衣室で横になっていたこともありました。


学校の問診表にも、『体質的に気になること』の備考欄には、必ず『鼻血がでやすいです』って記入していたことを懐っていました。

🌟

事後に、私の左肺の手術後は、私が鼻血ブー体質になってしまいました?!

左側の鼻の穴だけなのですけど、ちょっと刺激を与えただけで鼻血ブーになってしまうという特異体質に🩸


まるで生前の有ちゃんと一体化できたような出来事の一つです。




 ――耳朶がかわゆかったなぁ。


斜め45度の後方から見た、有ちゃんのぷっくり耳朶とほっぺは、食べちゃいたいくらい美味しそうでした。




 ――手のひらがいつも湿っぽい子だったな。


スーパーの買い物袋を開くのに重宝していました。

私の手はカサカサなので、なかなか開くことができず………。




 ――何気ない相槌『うん☆』という声がかわゆかったなぁ。(何度も言うけど)



 ――他界する年齢14歳にさしかかった頃、後頭部にやたら白髪が増えていたっけ。なにか

ストレスでもあったのかな。



 ――やはり他界する少し前から、二の腕に引っ掻きまくったような傷跡が無数あり皮膚科に連れて行ったけど、これもなにかのストレス? 予兆の現れだったのかな。



――そういや有ちゃんの血液型は不明のまま!


風邪で小児科に診察に行くたびに調べてもらおうとして『体調が戻ったときにね』って医院で言われ続けて、そのまんまでした(@_@;)!


私の両親OとA、私A、主人B(長女B)、有ちゃんは…………?

AもBもOもABの全部、可能性がありますね。


気になりますが調べようがない? お骨からは割り出せるのだろうか?




――マヨネーズが嫌いだったね。



――高いところが苦手だったはず。公園のウンテイから降りれなくなって、助けを求めて泣いていたっけ。


なのに校舎3階から飛び立った………一番苦手な方法でしょう?





此の世で成長する姿こそ見れなくなり、触れることもできなくなりましたが、傍に居るんですね。


こんなふうに、思ったことは日常語りかけて、あの子を意識して生きている日々です。



思い出すことはとめどなく。


様々な想いを馳せながら。


天使の耳朶に語りかけ続けている21回目の誕生日でした。



🎨『にじいろのキャンディ』画と、同じ作品ファイルから見つかった『うさぎのげい車』画です。


『うさぎさん』が次の何かのキーワードなのかな?(^^) 有ちゃん。

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