第42回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
📷蓮の花フローティングキャンドル/ ミナ様より
2023年8月20日(日曜日)、さいたま市内の公共施設で対面の集いを行いました。
参加者は25名様。
うち初参加の方は3名様でした。
パートナーが他界された方(2)、親が他界された方(4)、子が他界された方(20)が集い全員で自己紹介から。※(重複あり)
無理にお話する必要はありませんので、その時のご自身の状態で語れること、お話しされたいことで一巡。
その後は、受付で配られた番号のテーブルに分かれてわかちあいの集いに入りました。
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①テーブル(主に、子を亡くされた方以外のご遺族)
亡くなってから5〜20年など様々なお立場の意見交換ができ、立場の違う人の辛さや悲しみを知ることができた。
遺品についてどのように扱っているか。
亡くなったときから現在までの気持ちの変化などについて。
話しをただ聴いてもらえて、寄り添ってくれた方との出会いで苦しい気持ちに変化があった事。
親御さんを亡くされた方からは、親との関係についてのお話。
家族間では考えを共有できない。
自死と言えなかったこと。
『絆画』についての話題も。
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②テーブル
遺品整理や、亡き人の思い出が詰まり過ぎたモノ(車等)の、整理について。
何十年使用していても手放せない方、タイミング的に「今」その時が来たという方、皆様のエピソードに、(悲しいお話なのに)笑みがこぼれる瞬間も。
他界したことの(周囲への)伝え方も、十人十色。
年数をかけてじわじわ型、ガツンとお知らせ型、信頼のおける方々や職場等ポイントを絞ってお知らせ型、正解も不正解もないので、遺された者の気持ち次第で進めていくのがベター。
思いもよらないところに潜む地雷、あるある事件簿話も浮上。
遺族の悲しみだけではなく、「自死」への偏見等についての考察、意見交換もあった。
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③テーブル
長い間誰にも話せなかったので、今日はたくさん話せて良かったという感想。
話せない故、自分から遠ざけて疎遠になってしまった人たちとこれからどう付き合っていったら良いか。
逆に、子供が亡くなったことを伝えたのにそのことに触れてくる人がいる。
事後直で警察に色々聞かれて辛かったこと。
探偵に捜索を頼んだのに、いつの間にか新興宗教につながってしまったエピソード。
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④テーブル
亡き子のきょうだいのことが心配。
身内からの心無い言葉に傷つく。
過去にさかのぼって、やり直せたらと思ってしまう。
事後一年近くの方の辛い思い、自責の念。
人との付き合いをどうすればいいのか。
数年先を歩む方の、心の持ち方の変化。
順縁と逆縁とでは、感じ方が違う。
時間を余らせると考えてしまうので、予定を埋めようとしてしまう。
亡き子が喜ぶことをしていきたい。
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閉会後は希望者17名ほどで場所を移動し、クールダウン茶話会の時間を持ちました。
📷出来立てほやほやの『絆画』をお披露目してくださった参加者様も(^^)
S様、シェアをありがとうございます☆
◇故人と遺族の絆を繋ぐ絵画◇
参加者様全員にティーパック☕の差し入れまでありがとうございました!
S様伝いに、皆でいただきました<(_ _)>感謝。
文字通り“茹だるような”不快指数の高い蒸し暑い日でしたが、参加くださった皆様お疲れさまでした。
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次回第43回 星のしずく*自死遺族の集いは、対面で行われます。
9月17日 第3日曜日 13:30〜16:30頃まで。
(受付は13:15~)
武蔵浦和コミュニティセンター(サウスピア8階)
対面の集いは予約不要です。
お気持ちが向きました時にお立ち寄りください。
◆自死遺族の集い
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
◆第三者委員会について
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ
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