第34回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
2023年3月11日(土曜日)、陽射しが少々きつくも感じられた春の日、さいたま市内で対面の集いを行いました。
参加者様は26名様。
うち初参加の方は2名様でした。
はじめに全体で一つ輪になり、言葉にし難い思いや近況だったりを交えながら自己紹介で一巡。
今回の会場は集会室一つと個室一つということもあり、久しぶりにある程度の立場別で4グループに分かれてわかちあいの時を持ちました。
**印象に残ったこと**
自ら旅立った理由や原因について。
旅立つ前の直近状況。
それらにより遺族の苦悩も違ってくること。
・わからないことで苦しみ続けている。
・遺書等から知り、近くに感じることが出来た。年数を要して受け入れられてくることもあった。わかったがゆえに苦しい場合も。
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自責の念は最強。
・気づいてあげられなかった後悔
・気づいていたのに止められなかった後悔
・尽きないタラレバ、なぜあの時…!
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『薬』について。
怖さ。それぞれの思い。
(一概には言えない、非常にデリケートなこと)
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この場だから共有できたり、共感できること。
・自身の人生に大きく降りかかってくるとは思わなかった衝撃。
・まだ現実味がない方、ひしひしと現実としてとらえ始めている方。
・遺品には手がつけられない。
・ご近所への気遣い。
とあるTV番組の話題。
幼子へお母さんの死について「死んだ人にはもう会えない」と語ったシーンへのツッコミ。
大切な人に先立たれた身からすると、子供にかける言葉としては痛ましく感じてしまう。
もっと違う言い方はないだろうか。
いずれ大切な人に会える時が来るはずだと思っている。
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3月11日は東日本大震災の日であり、午後2時46分に黙とう。
大切な人を亡くした遺族として、震災で亡くなられた方々とそのご家族、そして救助・復興活動に従事する方々に対する敬意と感謝の気持ち。
何年経っても大切な人を想う気持ち、彼らの苦しみに共感することができる。
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皆様、お疲れさまでした。
同テーブルでお話しをしたご遺族さんの、拭っても拭ってもこぼれ落ちていく真珠のような涙が、私は忘れられません。
【クールダウン茶話会(夕食会)】
わかちあい後、任意でクールダウンのひとときを場所を移動して持ちました。
話題も更に多岐にわたったように思います。
一息…というより、息継ぎの時間をありがとうございました。
会場に置かせていただきました2冊、
ご子息への想いと共に綴った追悼句集『想ひ出歳時記(リニューアル版)』の著者restinpeace0302様、
御子息への追悼句集&手記アルバム『野風増』を寄贈くださった王騎様にも感謝し申し上げます。
◆ ◆ ◆
次回4月の集いは対面とオンライン、両方開催致します。
・13:30~16:00(受付13:15~)
・浦和コミュニティセンター(コムナーレ10階)第13集会室
・こちらは予約不要です。
・13:00~15:30(茶話会15:40~16:30頃)
・ZOOM入室パスコード配布のため要予約になります。
photo/ポピー🚶
◆自死遺族の集い
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
◆第三者委員会について
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ
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