第29回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
10月は2日間オンラインのわかちあいの集いでした。
10月1日(土曜日)11名様、途中参加1名様。
10月2日(日曜日)6名様。
うち初参加者は4名様でした。
パートナー、子ども、兄弟姉妹を亡くされた方々が集い、両日とも立場別に分けることはせず、一画面で分かち合いの時を持ちました。
*印象に残ったこと*
他界した大切な人との繋がりを感じる出来事について。
たくさんお話が上がりました。
目には見えなくとも、触れられなくとも、繋がりを感じる出来事もあれば、
実際に視えた、触れられた、聞こえたという方も。
穏やかな表情で夢に現れてくれると、それだけでこちらも安心する。
夢の内容を記録したり。
たまたまにしてはあり得ない偶然、ゆかりのある人との出会いに、他界した人を感じた。
(あ~ そういうのあるよな~うんうんと、たくさん頷いてしまいました)
*
「苦しい自責の念を、各々どうしてきたのか、今現在はどういう状態か」
集いの中で出てきた問いに、参加者一人一人に語っていただく場面も。
もう自責には苦しんでいない。
ごめんなさいより、ありがとうの気持ちが上回ってきている。
不思議な夢を見て以来、憑き物が落ちたような今、自責は襲ってこない。
ごめんなさいがまだ多い。
自責はなくならないけれど、抱えて生きていけるようにはなっている。
苦しい気持ちが襲ってきてもコントロールできていると思う。
気持ちの切り替えができるようにはなった。
自責で…締め付けられる……
突然、どーーんと陥る時は……。
事の背景や経緯によるところも大きいのかな、事後からの年数だったり、環境にもより違うのかな。
皆様各々の違いを聴き合う中で、様々な思いが巡りました。
「自責」のワードにスポットあててみる機会を持てた今回。
他界した人が好きだったレジェンド☆アーティストの話題も。
うちにも1枚だけそのアーティストのベスト盤CDがあったので(←亡き親友からのプレゼントでした)、わかちあいのあと、久々に引っ張り出してきて、聴きましたね(^^)。
参加された皆様、クールダウンも含め3時間お疲れさまでした。
ありがとうございました。
◆ ◆ ◆
次回第30回 星のしずく*自死遺族の集いは対面のわかちあいを予定しています。
対面の集いは、予約は不要です。
お気持ちが向きました時にご参加ください。
photo/田中みぎわ様(Instagram)
◆自死遺族の集い
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ
0コメント