第23回 星のしずく*オンライン自死遺族の集い開催報告
偶数月4月は、ZOOMを使ったオンライン2日間の集いでした。
4月9日(土曜日)参加者7名様。
4月10日(日曜日)参加者10名様。
うち初参加の方は2名様。
二日間とも特別グループ分けはせずに一画面で、当事者スタッフTさん(ファシリテーター)の進行で開催しました。
まずは自己紹介で一巡。
それから少しずつ、今現在の近況報告や、お気持ちを語り合い、聴き合う時間に入りました。
参加者様それぞれ、印象に残るお話や、感情が揺り動かされる内容は違うのだと思います。
なので開催報告では私の主観になりますが。
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一日目の集いでは『子を亡くした親の立場』から、『私は話の分かる母親だと思い込んでいた』、『娘とはざっくばらんな親友みたいな親子関係だと思っていた』。
『でも実際は亡き娘の苦悩について、深く考えてなかったんだな』という話をさせていただきました(^_^;)。
本当にそうだった…?
なにが、話の分かる親友みたいな関係を築けている親子だ…?
自責にも様々ありますが、こんな話は初めて語ったように思います。
★
二日目の集いでは、『ある時、ふと自分が可哀相だと思えた』との語りを聴いて、
ああ…そうだそうだ… それを認めたらお終いなんだけど
ついに認めてしまった『自分可哀想』を数年後に感じ出したことがあったな。
でもそれを認められた時から、意外に以前よりは苦しくなくなったなぁ…同じだなぁ。
そんな共感を得られる場面もありました。
――亡き人を不憫に思う。
これについても、そう思ったらお終いだと、なぜなのかずっと頑なに思わないように過ごしてきた時期があった私でした。
でも、『亡き人を不憫に思う(自ら、生きることに終止符をうたねばならなかったその時の心境を思うと)』というお話に、しみじみとした悲しさがこみあげてきたのは、この場だからだったのか、どうなのか。
貴重な時間を共有できて有り難いなと、心に残りました。
参加者の皆様は、どうでしたでしょうか。
途中退席をされた方もおりましたが。
基本、お気持ちの状態を最優先に、入退室は自由ですので。
わかちあい閉会までお付き合いくださった皆様、長時間お疲れさまでした。
とはいえ日常生活の中では、ほんのひととき。
心を通わせる“瞬間”があったことに、心から感謝します。
ありがとうございました。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
次回【第24回】わかちあいの集いは5月14日(第2土曜日)、JR武蔵浦和駅 西口直結デッキ徒歩2分にある武蔵浦和コミセン(サウスピア8階)で対面の集いを開催予定です。
予約は不要です。
お気持ちが向いたその時に、ご参加いただければと思います。
お問い合わせアドレス
hoshinoshizuku0922@gmail.com
photo/田中みぎわ様
◆自死遺族の集い
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
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