夢のつづき
亡き子 うちの有ちゃんは、暇さえあれば手当たり次第、目についた紙に、またはお絵描きボードに、何かをひたすら描いていました。
まるで呼吸でもしているように。
それをしていないと生きていけないかのように、描くことは有ちゃんにとって呼吸に近いものだったのだなと、今更ながら思うのです。
私が『遺品』として大事に保管している絵画や造形作品の他にも、家中のどこかに、まだまだ私の知らない落書きメモやイラストが、たくさん隠れているのでしょう。
油断していると、「わっ!」と。
また出てきました。
ドッキリカメラならぬ、ドッキリコミック。
小さなメモ帳の裏に描かれたもの。
有ちゃんがとてもかわいがって大事にしていたぬいぐるみ『モノクロブー』の白豚。
☆ポピー☆と名付けた姫子豚をコミック化した落書きです。
(7歳くらいのときなのかな?もっと幼いときなのかな)
どうやらストーリーがあるようです。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
おわりのページを見ていたら、なんだか……もう…
胸がギューッとしてきました。
姫子豚ポピーが、ママによしよしされていますね。
痛いの痛いの飛んでいけー!ーでしょうか。
私も、なでなでしたことはたくさんありましたけど、でももっと…、もっともっと、なでなでしてやりたいなって。
今すぐ。
痛いの痛いの飛んでいけーーって。
心の苦痛も飛んでいけーーって。
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