第16回 星のしずく*オンライン自死遺族の集い開催報告
感染症拡大の状況から、9月5日に予定していた施設会場での集いを中止にしまして、ZOOMを使ったオンライン二日間の集いになりました。
9月4日(土曜日)参加者10名様。
9月5日(日曜日)参加者7名様。
立場別や人数面において、特にグループ分けはせずに二日間とも一画面で会をスタート、スタッフTさんの司会で進めさせていただきました。
簡単な自己紹介、それぞれの近況報告や今のお気持ちを語り合いながら、様々な社会問題を取り上げてく場面もありました。
たまたま今回は学生自死で、若い世代の愛する家族を亡くされた参加者様が多かったこともあり、日本の学校の「事が起きたときの対応」「隠蔽体質」についての問題点も、当事者の体験談を通して熱く語られました。
お国柄の違いだよ~と、たった一言では片づけられない雲泥の差……。
海外では学園葬で学校サイドからも『命を考える機会にする』といったようなスピーチがあったり、その姿勢の違いの大きさを知り、私も愕然としてしまいました。
(うちの娘の事に限ると、学校敷地内で起きてしまったことにより最初からオープンにならざるを得なかったケースなので、学校サイドの対応も他のご遺族様から聴くことと違う部分もありすぎるのです…汗)
いつの日にか絶対に、日本国内でも「自死」に対する意識が諸外国のように変化してくると、もっと様々な方面でも(予防策だったり事後遺族対応やサポートに関することを)、本質的に見直していけるステージを迎えられるようにも思うのですが。
たとえ時間がかかったとしても。
お盆の過ごし方についての話題も上がりました。
関連することとして、お墓についての話題、手元供養も今では珍しくないですし、海洋散骨や樹木葬etc.昔に比べると多様化しているといったお話。
大切な人の想い偲び方も、それぞれにあり、こんなことをしてるよ。。私はこんなことも最近したよ。。などの話題も尽きませんでした。
わかちあいのあとは一時間ほどクールダウン茶話会を持ちました。
ファシリテーターTさんが、大切な人へ手向けるためにご自身で手懸けたブリザーブドフラワーを画面越しに見せてくださったのですが、その作品量の多さに一同笑みがこぼれ和みました。
参加者様からの情報でYahoo記事に先日取り上げられていた、画家の弓指寛治(ゆみさし・かんじ)さん(お母様を自死で喪)の近況と想いが語られていたとのことで、シェアさせていただきます(^^)。
★「ちゃんと触れていかないと、母の尊厳を回復できない気がした」
リンク⇒画家弓指寛治さんが語る、亡き母のこと#今つらいあなたへ
ご自身の絵画作品伝いに「自死」や「死生観」「亡くなった方への想い」をしっかり取り入れて、発信し続けているようです。
ちょっと面白ドキュメンタリー動画(番組)の話題も上がりましたので、そちらもシェアさせていただきます(^^)。
★占いタクシー 英語(Seatbelt Psychic)
リンク⇒有名人をも顧客に持つプロの霊媒師トーマス・ジョンがタクシー運転手に扮装し、乗車した客を勝手に霊視するというドッキリ企画!?(ドキュメンタリー)
(検索で一部YouTubeでも公開されている動画もあるようです)
大切な人を亡くして、 後悔してることや罪悪感、自責を持っていることを
霊媒師トーマス・ジョンの霊視を通して、乗客たちの心に変化をもたらすのかどうなのか…が見どころなのでしょうか。
話題提供してくださった参加者様いわく、彼等(亡き人たちは)「すべてお見通しである」と(^_^;)!だからこそ、しゃんとして生きていこうかなぁ~という思いにもなったとのこと。
ほっこり泣けるシーンもあるようです。
クールダウンを含め3時間半、参加者の皆様、お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
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次回【第17回】集いは10月2日(第1土曜日)、10月3日(第1日曜日)、二日間オンライン開催です。
お気持ちが向き、ご都合がよろしければ参加のご予約を、お待ちしています。
(パスコード等を送信させていただきます)
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