第83回 星のしずく*自死遺族の集い開催報告
2025年12月6日(土曜日)は、ZOOMを使ったオンラインの集いでした。
参加者は7名様。
子が他界された方々(5)、パートナーが他界された方々(2)が集い、自己紹介の一巡後、一画面でのわかちあいの会を行いました。
体調不良や所用等で急遽キャンセルになった方々もおり、予定より少なめの人数でのわかちあいになりましたが、参加者全員が画面越しで顔を合わせて、上がった話題についてじっくりとお話しできたような感じを受けました。
📷photo/ Sumire.K.
毎日毎分毎秒、ぐるぐる…ぐるぐる頭を悩ませて「なぜ? なぜ?」と考え続け、更に様々な感情が渦巻いているような悲嘆の状態は、一体いつまで続くのか。
どのようにして、どのくらいの時間をかけて悲嘆は変化していくのか、いけるのか。
一つの質問が上がれば、各々の経緯や想いを語り合う。
私はどうしていたのだろう。
確かに一番苦しい胸を掻きむしるような日々からは脱している今ですが、どのあたりからそうなったのか、明確なラインは無いように思います。
自分の経緯についてもあらためて細かに顧みることは、更に気持ちの整理になっていくように思いました。
大切な人の自死で、ショックと混乱の中を苦しんでいた時には、どう生きていけばいいのか、生きていけるのか………こんな状況下では無理だ!と、一歩も進めなかった頃のこと。
それが今や『懐かしい思い出』なりつつあると語る方々のお話。
私自身も今は『悲嘆の日々でさえ、懐かしくも感じる思い出の一ページになりつつある遺族』なのだと思いました。
けれども。何年過ぎてゆこうと突然何かをきっかけに?? がくッときて跪くような時もある。
そんな話題が出た時も、ああ…本当その通りだなと、つい最近クリスマスムードで華やかな街並みを前に、愕然ときたことを思いました。
なかなかどうして、そうした後遺症のようなものは無くならないのですね。
また、当事者以外の者(友人や知人、親族)に、気にかけてほしいかどうか、積極的に寄り添ってほしかった方の想いから、質問も上がりました。
遺族を思って語ってくれた言葉に逆に傷ついてしまった方々のお話もよく聞きますね。
周囲もショックで言葉がけさえ出来なくなることもあると思いますから、その捉え方も難しいのですよね。
………と、そん会話をしていると、あっという間に閉会の時間になっていました。
2025年ラストのオンラインの集いに参加くださった皆様、ありがとうございました。長時間画面越しで、お疲れ様でした。
◆ ◆ ◆
次回の星のしずくは、今年ラストの対面の集いになります。
◆第84回 対面の集い
2025年12月21日(第3日曜日)
受付13:15より ◎予約不要です◎
13:30~16:30頃まで わかちあいの会
ご遺族のお二方が、🎷🎸サックスとウクレレで『見上げてごらん夜の星を』を演奏していただけることになっており、目下練習中のようです👀
(閉会後、ご希望があるようでしたらクールダウン茶話会あり☆任意でどうぞ)
会場⇒下落合コミュニティセンター
4階【第2+3集会室】
🚆JR京浜東北線(快速・各駅停車)
対面の集いはご予約等不要です。
お気持ちが向きましたときに、ご参加いただけたらと思います。
わかちあいの会で話題に上がった映画『本心』。原作の小説もおススメですとのこと。
🔴『子どもの自死~学校問題』について
2025年12月9日(火)➡研究会(勉強会)詳細
主催:全国自死遺族連絡会
共催:自死遺族等の権利保護研究会
🔵自死遺族の集い
<2025年度さいたま市ふれあい福祉基金運用補助金事業>
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
🔵第三者委員会について
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